GODZILA ゴジラ 感想

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GODZILLA.jpg

復活の大怪獣

観てきました!日本が誇る大怪獣ゴジラのハリウッド・リメイク作品。
ハリウッド・リメイク…うっ、頭が…。

ゴジラハリウッド

そうハリウッドというとアレを思い出してしまいますね。
マグロが好きなトカゲなアンチクショウ。
本編ではミサイルを二三発ブチ込まれて絶命し、日本製作の最終作「ファイナルウォーズ」では「G」の位を奪われ秒殺されたアイツです。
カナダ出身のバンドの曲をバックに焼き殺される適当さも悲しい。
実写版スーパーマリオ 魔界帝国の女神でなら活躍できただろうに…。



しかし、今回はそんな駄作ではなく、しっかりと日本の怪獣映画とハリウッドパワーが融合(3:7くらい)した作品となっています。
ネタバレ注意
GODZILLA (1)

オリジナルのゴジラの誕生の経緯といえば水爆実験による突然変異ですが、今作(今シリーズ)のゴジラは太古の昔から存在していた地球生物、その頂点、という設定。

地上の放射能の量が減ったため深海や地下に潜っていたものの、1950年台に繰り返された核実験によりばら撒かれた放射能に反応し再び地上へ。
放射能をモリモリ食べ、かつビビった米ソの水爆実験の体の良い目標にされ更なる強化を経て怪獣王へ…という経緯でした。水爆実験のダメージ?で眠りについていたものの、天敵が活動を再開したことで覚醒します。(多分)

映画の中では最初から「ゴジラ」だった、というような説明の仕方でしたが設定上は水爆実験の申し子の一面も持っているようです。

そんなゴジラですがチラ見せの勿体ぶりで中々全容を現しません。
ぶっちゃけあんまりゴジラについて語られていないんですよね!


そんな訳で敵怪獣ムートーの紹介。
名前の響きからしてクソ雑魚感漂うムートー。
Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)の頭文字を取りムートー。
語感で名前を付けないという愚行によりこの名前です…。

GODZILLAムートー
ムートー

デザインは怪獣というよりもクリーチャーチックで異星体っぽさが強いですが古ゴジラと同時期の生物で、ゴジラ同様地下に潜伏していました。
放射能を餌とし、フィリピンでの眠りから目覚めた後、日本の原発にある核燃料に寄生し、再び眠りに入りました。
そのせいで原発は完全倒壊することに。

原発がない時代は天然原子力器官を持つ古ゴジラの体内に寄生?もしくは卵を産み付けていたためゴジラに天敵扱いされ、
目覚めたと知られた途端、最強生物ゴジラの殺戮対象に。

ムートーのデザインについては監督が 映画.com清水節のメディア・シンクタンク 第8回:「GODZILLA」VFX徹底解明! ギャレス監督“着ぐるみ愛”を激白!!で以下のように語っています。
「ロボット的な形態という意味で、『ガンダム』は参考にしましたね。シャープさを求め、『AKIRA』も参考にさせてもらいました。直線的なデザインは、演出的な意味合いからも有効でした。自然界には存在しない生き物の形状であるため、観る者により違和感を与える。ステルス戦闘機の形状もベースにしました。電磁波をはね返すという意図だけでなく、核を運ぶというステルスの機能に、ムートーとの共通点を見出したりもしています」
私はムートーの目がきぐるみ怪獣のような発光眼を彷彿とさせるデザイン・演出となっていたのがうれしかったです。

GODZILLAムートー飛行
虫+ギャオスっぽい。
オスとメスがおり、オスは飛行するための翼をを持っています。メスは飛行能力は無いもののオスよりも二回り、三回り大型という特性を持っていました。

GODZILLA (4)

そんなわけで怪獣バトルの始まりです。

この二種の戦闘能力ですが、観た限りでは ゴジラ>>>ムートー♂≧ムートー♀、ムートー♂+♀>ゴジラ といった感じでした。
ムートーはアンギラスとラドンのコンビ位の強さだと思います。


今回の怪獣バトルの(個人的な)見どころは
・ムートー♂のスタンピング(浮いた後の踏みつけ)のリズムやスピード感が懐かしい。
・ムートー♂がゴジラに投げ飛ばされた時の雰囲気が懐かしい。きぐるみや模型がゆっくり飛んで行く感じ。
・ムートー♂へのトドメのテールアタックがしびれた。今までは必殺技ではないものの、印象深い技でしたので嬉しい。


逆にダメだった点は
・怪獣視点での建造物破壊描写が少ない。ビル越しに熱線攻撃して穴を開けたビルをぶち破ってくる力強さが欲しかったです。逆に人間視点での廃墟となった街の描写は圧巻。
・ゴジラのダメージ描写が薄かった点。1対2ということもあり翻弄されてはいますが激闘はあまりありませんでした。
・熱線が炎やガスっぽくて破壊光線的な力強さが無かったのは残念。背びれが蒼白くチェレンコフ光を纏っていくのは燃えました。
・もっと尻尾を振り回してくれ。
・ムートー♀はデカいだけで弱い。

こんな感じでした。

あくまでレジェンダリーゴジラの一作目の主役怪獣はゴジラ、ということでこの程度の敵だったのかもしれませんが、
それならもう何匹か出してゴジラに擂り潰されればよかったのにと思わなくもありません。

GODZILLA (3)

これまで怪獣を紹介してきましたが、怪獣映画といえば人類VS怪獣も外せません!
が、今回は対G兵器など無く、困ったら核兵器な普遍的なハリウッドアメリカ軍。やることなすこと裏目に出て被害は増すばかりでした。
「自然の脅威を人間はコントロールできない」というのがテーマの一つであるため仕方がないですが。

・原発をぶっ壊し、核燃料に寄生したムートー。放射能を吸収してくれてるしと厳重に隔離しつつ研究。いざとなったので殺そうとするも無傷で旅立つ。
・強力なEMPで人類の叡智をことごとく無力化。
・活動を完全停止したムートーを放射能肉便器として放射能廃棄物処理場持っていったアメリカだったが、そこでモリモリ成長し貯蔵施設をぶっ壊し巣立っていく。
・潜行し30ノットオーバーで泳ぐゴジラを追跡できない米空母艦隊。
・海上に布陣を敷いていた米艦隊の攻撃を意に介さず進むゴジラ。そもそも人間に興味が無い。
・ムートーを海に誘導し爆殺するためギガトン級核弾頭を餌にし列車で運ぶも余裕の襲撃。一発は♀に、もう一発は♂に奪われ求愛兼卵の栄養源にされる。
・卵の栄養源にされていた核弾頭を回収するも起爆装置のケースが変形し、60秒で解除できると言ったものの解除できず。
・怪獣相手に使われること無く海上で爆発。(タイムリミットを考えれば主人公は死亡、サンフランシスコも吹っ飛んでる)


これが今回の人類だ!
怪獣最高だぜ!!

唯一の功績は無抵抗なムートーの卵を孵化する前に焼き払ったことですかね。
栄養源が無くなった状態なので孵化しないでしょうし、しそうならゴジラがぶっ潰していただろうっていうのがね。

次回は対G兵器と対G司令室を作ってくれよな!!


今作は「ハリウッドナイズされたゴジラ」としては最高峰の出来だと思います。
そこは日本とアメリカの価値観の違いがあるので「日本のゴジラ」にならないのは当たり前ですので。
では、これがゴジラじゃないかというとそんなことはなくしっかりゴジラしていました。

今作ではゴジラは人類完全無視、しかし人類はゴジラを英雄視!?というシメでしたので、
次作では完全無視しつつ人類にゴジラは孤高の存在なんやで。ということを叩き込んで欲しいですね。

あとパニックムービーや対異星体ものとして主人公の働き(活躍するとは言ってない)に見応えがあり、
怪獣映画を敬遠する方でも楽しめるんじゃないかと思ったり。
テーマの一つである食傷気味な「家族愛」も自然災害や核実験・原発を題材にしたゴジラではまた別物に感じられました。
お勧めです!

最後に私がこの映画一番気に入っているところは

上映開始から終了までの間に、人類は何一つコントロールできなかった

ということです。


ぶっちゃけ平成ガメラに近いアプローチでもありました。

GODZILLA (2)

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